群馬名物、「かかあ天下と空っ風」と言いますが、もう一つ忘れてならないのが雷。
群馬で取れる銘柄米の名前が「ごろぴかり」と名付けられたように、雷は迷惑な名物です。
それから今は各地で雹が降ることも珍しくなくなりましたが、群馬は雹が降ることが多い気がします。
7月21日の夕方、突然のゲリラ豪雨と雷鳴。遠雷だと思っていたらいきなり耳をつんざくドーンという落雷に居合わせたみんなが凍りつきました。
見ると店の倉庫の後ろから煙も出ています。
光とともに落ちた雷は低温倉庫の敷地内に建てられた東電の鉄塔に落ちたのです。
この落雷で低温倉庫に電気が流れ込み外のブレーカーは爆発し、ガラスが砕け散って破損しました。倉庫内のクーラーパネルも木端微塵に壊れていましたがクーラーはなんとか稼働していました。しかし、電動シャッターは動かなくなってしまいました。
倉庫内も電線が通っているところの断熱材が焦げていて、火事にならなかったのが幸いでした。
もしこの時鉄塔の近くに人がいたら感電してしまったでしょう。
雷がすぐ近くに落ちることはよくあるのですが、今回ほど被害が甚大だったことはありませんし、本当に怖いと思いました。
写真は雷が落ちた鉄塔と低温倉庫
電流で切れて破損した電線です。